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女の意地

誰かいるかなぁと思って帰って来たのに無人の家。
「あ、みんな留守。」私は思わず独り言を呟いてしまった。





家の中から何かを訴える、はなちゃんの小さな声が聞こえる。
はなちゃん、淋しかったのかなぁ。





「別にそんなことはなかった・・・」





IMG_2377_convert_20131031144627.jpg





朝からずっと眠ってしまって、目が覚めたら誰もいなくて、
それでちょっと泣いてしまったの、なぁんて、そんな弱音を吐かないわよ〜
たぶんこれが、はなちゃんの今の心境のようだな。
よし、こんな時はこちらもクールに。
私ははなちゃんの頭を撫でる手を、ぐっと我慢してみようと思った。





ちょっと曲がってみようかな。
いつもの帰り道をまっすぐ行けばいいものを、
今日は細い路地を通り抜けて帰ることにしてみた。
なのに慣れない路地は迷路みたいで、こんな道を通らなければよかったと
私はすぐに悔やんだ。
ぽつんとひとり、お家の勝手口らしきところでまん丸に縮こまって、
扉の隙間を覗き込んでいる茶色のとら猫ちゃん。
朝の陽射しが見る見るうちに曇り空に変わったことに、このこも悔やんでいるんだろうか。
野良猫ではないから、当たり前かもしれないけれど、
手を差し出すとすぐにこの手に近寄って来てくれた猫ちゃんは、
はなちゃんとは違ってとっても人懐っこいなぁと思った。
真っ赤に白い水玉模様の蝶ネクタイがお似合いのこの猫ちゃんって、
女の子かな?男の子かな?
後ろに回って確認をして、ハンサムボーイにバイバイをした。
私はまた会いたくなったら、この路地を通り抜けてみようと思った。





はなちゃんと遊ぼうと思ったけれど、どうやら昼寝の時間みたいだな。





IMG_2387_convert_20131031144700.jpg





ふふふ。
本当は薄目を開けてこちらの様子を伺っていることが、はっきりとわかった。
もしかして私の食べているおやつが気になってしまって、
食いしん坊はなちゃんは、昼寝どころではないのかもしれない。





とら猫ちゃんを撫でた手を、はなちゃんの前に差し出してみた。
もっともっと興味深く、その鼻を動かすのかと思ったけれど、残念。
はなちゃんは全く興味なし。
とうとう何の反応も示すことがなかった。
猫の匂いがわからないほど、私の手は仕事で汚れているのかな。
灰色に変わった石けんの泡を眺めながら、いくら嗅覚が優れていても、
これじゃあはなちゃんが猫の匂いを嗅ぎ分けることなんて、
たぶん無理だなぁと思った。





さあ、もう一度。
洗ったばかりの手を差し出してみたら、
水が拭いきれていない私の手を、一生懸命ぺろぺろ攻撃してくれたはなちゃんへ。





ありがとう。
あ〜さっぱりした。
これで一日の疲れが全て吹っ飛んだことが、私はとっても嬉しい。


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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

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Author:はなきちママ
我が家にやってきた、もと野良猫はなちゃんの日々を綴っています。
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